top of page

理事長ごあいさつ

 当財団は、医療に関する各分野を横断的かつ統合的に捉え、国民が願う良質の医療を提供するため、医療従事者を対象とした研修システムの開発とその実施、関係団体が実施する研修の支援および関係情報の収集・提供を行うことを目的として、1995年10月2日に厚生大臣の許可を受けて設立されました。

 その後、1998年9月30日には言語聴覚士法に基づく指定登録機関および指定試験機関として厚生大臣の指定を受け、国家資格を担当する重大な使命を果たすべく、厳格かつ公正にその事務を執り行っております。
 
 これまで、診療放射線技師、理学・作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士など医療関係職種を対象とした実習施設指導者養成講習会などの実施、医師および医療従事者に対する各種研修・講習会の実施、医療研修情報提供システムによる医療研修情報の収集や提供などの事業を行い、卒後研修の充実に役立つよう努力して参りました。

 

 また、医師を対象に、臨床研修者が臨床研修病院の選択にあたって必要とされる情報を具体的に掲載した「臨床研修病院ガイドブック」を、臨床研修協議会の監修の下にインターネットを通じて提供し、高い評価を得ております。

 

 なお、2004年4月からの新医師臨床研修制度の実施に伴い、臨床研修病院のプログラムとの組み合わせを行うためのマッチングシステムを構築し、医師臨床研修マッチング協議会の事務局も務めさせていただいております。

 2012年4月1日には、公益法人改革にて公益財団法人として内閣府より認可を受け、新たに公益財団法人医療研修推進財団としてスタートしております。

 

 当財団といたしましては、国民の願う良質な医療を提供していくために、今後とも行政庁のご指導の下、賛助会員の皆様をはじめ関係各位のご支援を受けながら、社会的な要請に対応した各種医療研修の実施・推進や国家資格事務などの事業を実施することにより、医療従事者の資格の向上、医療の質の向上に寄与すべく、一層の努力を続けていく所存でございます。                           

公益財団法人医療研修推進財団

 理事長 河邊博史                   

bottom of page